うつ病を克服するために必要な期間とは?

うつ病はもはや現代病とも言われ、誰しもがかかる可能性のある病気です。

一般的に「心の風邪」などとも言われていますが、私としては「風邪よりも厄介なもの」だと捉えています。

というのも普通の風邪とは異なり、1日、2日で治るものではないからです。

最近では、メディアにも取り上げられ少しづつ認知されつつあるうつ病。

しかし、まだまだ理解されていないところがあるのも事実で、

明確にどのくらいで完治できるのか心配している方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、うつ病を克服するために必要な期間に関して紹介していきたいと思います。

ここで紹介するのはあくまで目安ですので、参考程度に見ていただけたらと思います。

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 うつ病発症から克服までの流れ

うつ病は一般的な風邪とは異なり、回復するまでに長い期間を要します。

回復するまでの流れには大まかに3段階あり、

前駆期、極期、回復期という期間を経て、回復に至るだろうとされています。

この3段階はあくまで目安ですので、患者の方によっては長引いてしまったり、早く回復に至ったりする場合があります。

なので、参考程度に見ていただけたらと思います。

こちらが大まかな目安となっているグラフですが、

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 引用:http://www.mental-navi.net/utsu/rikai/keika.html

 

うつ病の治療を開始してから約3カ月~6カ月の期間でうつ病の症状の回復傾向が見られ、

1年以内には約7割弱の方が回復するとされています。

しかしながら半年から1年近く時間を費やしてしまうため、回復までにはとても長い期間を要してしまいます。

うつ病を患ってしまう方の中には、休職をやむをえない方もいるかと思います。

そういった人は「早く治したい、復職したい」と焦りがちになるかと思うのですが、

その焦りが禁物なのです。

焦っている時ほど不安が生まれてしまうため、休職をした際は「うつ病を治す」ことだけを考えるようにしましょう。

うつ病回復までの3段階

うつ病が回復に至るまでには主に3段階の期間があるため、ここで詳しく紹介していきたいと思います。

前駆期

うつ病になりかかった段階でエネルギー不足な状態なため、

疲れやすかったり、普段できていたことができなくなったりします。

自責の念や焦り、不安感も抱いたり、イライラしてしまうことも増えていきます。

前駆期の段階で治療を開始すれば、回復も早いのですが、

本人がうつ病だと気づかないことが多いため、なかなか治療に結びつかないようです。

極期

うつ病の症状がはっきりと現れてしまう段階で、他の人に援助が求められないほど症状が悪化するため、

ようやくこの段階で「おかしいな」と病気に気づくそうです。

多くの方はこの段階で治療を受けるそうです。

回復期

治療により回復傾向に向かっている段階で、うつ状態が良くなったり悪くなったりと不安定なところがあります。

しかし、これを繰り返しながら徐々に回復してきます。

ここで気を抜いてしまうとまた症状が悪化する場合があるため、この時期には十分注意が必要です。

中間期

うつ病が完全に回復した段階ではあるものの、再発の恐れがあるため、予防としてストレスの対応や心身に配慮したり、気を使う必要があります。

うつ病は本人では気づきにくいところがあるため、なかなか初期段階の前駆期で診察にくる方は少ないみたいですね。

多くの方は体の異変に気付くくらい、症状が悪化してから病院に通うとされています。

うつ病はなかなか自覚しづらい部分があるため、とても厄介な病気です。

なので、初期症状をきちんと見極めたい方はこちらの記事を読んでみてください。

うつ病の恐れがある初期症状とは?段階、経過でうつ病をしっかり理解しよう。

人によって回復する期間が異なる

うつ病は人それぞれ回復する期間というのは異なるため、

大まかな目安として約半年から1年近くで7割弱の患者さんが回復に向かうとされています。

しかし、後の3割の方はなかなか回復に向かわないというのも事実で、

患者さんの中には1年以上と長い期間、うつ病と向き合う方もいます。

さらに、症状が回復したと思っていてもまた再発してしまう恐れもあるので、

完全に元の状態に回復するというのもなかなか難しいものがあります。

しかし、うつ病を直すには

  • モチベーション管理
  • きちんとした医者の診断、アドバイス
  • うつ病を理解してくれる人の助け

があって回復に向かうので期間が長引いているからと焦らずに、、自分のペースでうつ病と向き合っていくようにしましょう。

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うつ病の波には要注意

うつ病にはがあり、調子が良くなる時もあればいきなり症状が現れたりすることがあります。

そのため突然、調子が良くなると「もう大丈夫だ」と自己判断してしまいがちになるのですが、これには注意が必要です。

というのも、治ったと思って「いざ仕事をしよう」と思っても、また症状が現れて気分が落ち込んだりすることが度々あるのです。

こういった傾向は回復に向かっているのは事実なのですが、

実はうつ病の症状が治まっているときほど不安定なものです。

では、その不安定な調子をどうやって安定させていくのかというと、やはりきちんとリハビリをすることが大事だと思います。

例えば、足を骨折してしまって長い間、ギブスで足を固定したとします。

足の骨折もだいぶ良くなり、いざギブスを外して歩こうと思っても最初はなかなか歩けないものです。

でも、毎日少しずつ歩く練習を繰り返していけば、いづれ元のような歩ける姿になるでしょう。

うつ病もこれと同じことかと思います。

うつ病を患ってしまう方の特徴として、真面目な性格の持ち主が多いので

「周りに迷惑をかけている」

と自分のことよりも周りの人に気を使いがちになります。

しかし、周りに気を使ってしまうあまり、無理をしてしまう恐れもあるのです。

なので、不安定な調子がきちんと安定してくるまでは自分のペースでリハビリをするようにしましょう。

調子が安定したからと言って、無理をするのもよくはありません。

徐々に体を慣れさせるように小さなことから始めるようにしましょう。

 うつ病は心の風邪ではない

最近ではテレビなどでうつ病のことを取り上げる機会が増えてきますが、中にはキャッチフレーズかのように

「うつ病は心の風邪」と決めつけてしまうものがあります。

しかし、これは大きな間違いだと私は思います。

というのも普通の風邪とは異なり、そう簡単に治るものではないからです。

症状も断然にうつ病のほうが深刻ですし、そんなに生易しいものではないです。

この「うつ病は心の風邪」というキャッチコピーが広まってしまう事で、

「うつ病は簡単に治るんだ」と誤解してしまう方が増えるのが私としては心配なところです。

風邪は長くて1週間くらいで完治できますが、うつ病は長い期間、病気と向き合わなければなりません。

それに風邪が治るようにスッキリと跡形もなくなることもなかなか難しいです。

なので、もし「うつ病は心の風邪」と安易に考えている方がいましたら、

この記事を通してうつ病の大変さを知っていただけたらと思います。

 まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、うつ病を克服させる期間に関して目安となるものを紹介していきました。

うつ病が長引いているからと、落ち込むことはありません。

たとえ、長い期間うつ病と向き合っていたとしても徐々に回復しているのは事実です。

なので、自分のペースを乱さずに徐々に回復していければと思います。

うつ病を克服と言っても、最低でも半年以上は治療に専念すべきだと思います。

もし、うつ病に関してもっと知りたいと思った方がいましたら、こちらの記事も合わせて読んでみてください。

うつ病になってしまい仕事に行きたくない、したくない、辞めたいと思ってしまう人にアドバイス

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