今、恋愛が苦しくなっていませんか?
彼氏や彼女が欲しいと願っていた片想いの頃よりも、願いが叶ってからのほうが苦しくなっていませんか?そう思わせている原因には嫉妬があります。
相手の気持ちが分からなくて、今まで気にならなかったことが気になって仕方ない。
- もしかして他に気になる人がいるの?
- もしかして自分といるよりも、あの人といるほうが楽しい?
- もしかしてその人のことが好きなの?
- もしかして誰かほかに好きな人がいるから連絡くれないの?
こんな「もしかして」が頭の中でいっぱいになって、好きなのに、一緒にいたいのに、全てを疑ってしまう。不安にもなりますよね。こんな思いは出来ることならしたくはないですよね。
そこで、ここでは言葉の意味から特徴、原因を突き止めて嫉妬の正体をカタチにしていきます。
嫉妬とは?
嫉妬とはどういう意味かは辞書で調べれば分かりますが、それは あくまで言葉の意味です。
嫉妬があなたの中でどのように存在して、それがどのように苦しめているのかは言葉の意味だけでは知ることが出来ません。
誰かに相談したくても恥ずかしくて出来なかったり、出来たとしても励まされたり同情されて終わってしまい、結局その嫉妬の苦しさは残ったままという人も少なくはないでしょう。
本当に嫉妬の意味を知ろうとするならば、まずは嫉妬してしまう場面や原因、特徴を突き止めていくことが必要です。
そして、嫉妬の意味を本当に知ることができたら、もうその人に嫉妬することがなくなります。
嫉妬の苦しみを本当に理解できた時こそ、嫉妬の念から解放されるようになるのです。
しかし、嫉妬の意味を知らないでそのまま放置してしまうと、段々と「妬み」「憎しみ」などの負の念に変わってしまいますので、
嫉妬の予防策としてまずは、原因、特徴を理解していきましょう。
本当の嫉妬の原因はここにある
恋愛関係において嫉妬というものは苦しい思いをさせらるものです。そして、したいと思っているわけではないのにしてしまうのが嫉妬です。
では、その嫉妬の原因とはどういうものなのでしょうか。
人は好きなものや興味のあるものには自分を費やすということをします。自分を費やすとは、自分が持っているお金や時間というものを含め、自分が所有する全てを指します。
「好きな人のためなら何でも出来る」という言葉がそういうことです。素敵な言葉に聞こえますが、嫉妬の原因はこの言葉にあるのです。子どものころ親から「あなたのために言っているのよ」と言われたことはありませんか?それと同じです。
確かに相手のためになることもあるのですが、自分の欲求が含まれています。相手に「こうして欲しいな」「これはして欲しくないな」という自分の価値観を押し付けているのです。
これは費やしている見返りが欲しいという表れです。欲求が思い通りに満たされないことで相手への不満が募るのですね。すべて自分の思い通りに相手が接してくれるとしたら相手に嫉妬はしないでしょう。
嫉妬の原因は自分に自信がないとか、心配症だとか、数えきれないほど挙げられています。もちろん間違ってはいませんが、根本ではないから解決が出来ないのだろうと思います。
「心配しなければいいじゃない」「大丈夫、もっと自分に自信を持って」
これが出来ていれば誰も苦しんだりはしないでしょうし、嫉妬で辛い思いをしている人は、もっと少なくてもいいはずです。それでも常に恋愛で嫉妬が付きまとうのは根本にある原因に目を向けていなかったからなのです。
嫉妬の原因は「思い通りにしたいという欲求」これが軸になっているのです。
嫉妬をしてしまう人の特徴
嫉妬の原因が「思い通りにしたいという欲求」ということから考えてみると分かってくることがあります。
まず、恋愛において自分の理想像というものがあるということです。これが明確に数多くあればあるほど恋愛とはこういうものでなければならないという型が作り上げられてしまいます。
もちろん理想像があるということに対しては悪いことではありません。問題になってくるのは、その自分で作り上げた型に当てはめることです。そうでなければ自分が満足出来ず、そのことに対して苦痛を感じます。
「彼氏や彼女以外の異性とは仲良くしないで欲しい」という自分の欲求が自分の理想として確立され、その型から少しでもズレを生じると相手を悪く思うのです。理想像を型にするということは物事を法則化する傾向にあるということです。
自己啓発ではよく使われることですが、これは可能性のことを言っているのであって、こうしなければ成功しませんということではないのですが、そういう柔軟な考えを持とうとしないのです。
つまり、嫉妬をしてしまう人の特徴は、全てが自分を基準にするという自己中心的で客観的なものの見方が出来ないということなのです。
原因と特徴から嫉妬を改善する方法を考える
嫉妬の原因の「思い通りにしたいという欲求」と
嫉妬をしてしまう人の特徴である「自己中心的で客観的なものの見方が出来ない」ということが、ここでは嫉妬の正体として表すことが出来ました。
これを見て心のどこかで「自分はそんなことない」と多かれ少なかれ感じませんでしたか?
それは自分の主観的な解釈に過ぎず、否定する気持ちが強ければ強いほど嫉妬深くなりやすく改善どころか悪化していきます。
まずは、自分と同じ人はこの世に存在しないということを頭にいれて行動してみるようにしてください。そして、「自分がこうして欲しい」ではなく「相手がどうしたいのか」を先に考えてあげるようにしてください。
恋愛だけでなく人間関係というものは一人で出来るものではないということです。常に相手がいて一緒に作り上げていくものだということを忘れずに行動し続けていればその苦しみも改善されることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、恋愛における嫉妬の原因から改善方法までいろいろと紹介していきました。
恋愛でも仕事でも人間関係がある限り、嫉妬は付き物です。
嫉妬の原因、特徴で書いた通り、嫉妬というのは自分自身の欲の現れなのですが、
たとえ心の中で「~してほしい」「~しないでほしい」と相手のことを思ったとしても、
その思いで相手が動くことはありません。
恋愛関係は、恋人同士の仲で成り立っていますが、何もすべて分ちあわなくてもいいのです。
なので、今すぐにお互いの思いを分かち合うのは難しいと思いますので、
少しずつ思いを共感できるようにしていきましょう。