嫌なことから逃げたくなる時は、誰でも抱く気持ちではあります。
仕事、学校、プライベートなどいろんな場面で遭遇するものです。
しかし、人生にはどうしても逃げられない場面というのが出てきます。
少なからず覚悟して飛び込むことが要求される時があるのですが、
「逃げ癖」が着いてしまった方にとってはなかなか困難なものでしょう。
そこで今回は、肝心な時に逃げないような姿勢を取り戻す方法、逃げ癖解消法を紹介していきます。
目次
嫌なことから逃げる性格を治す7つの方法
無心で行動する
逃げ癖がある人や物事を先延ばしにしてしまう人は、行動に移す前にまず頭の中で考え事をするかと思います。
「何だかめんどくさいからやめとこっかな、、、」
「本当に自分にできるかなあ、、、」などなど
行動よりも悩む、考えることに重点を置いているんですね。
悩む、考える⇒やっと行動に移す、もしくは諦める
というような癖が普段から身に着いているかと思います。
では、どうやってこの癖を改善していくのかというと「何も考えずにまず行動に移す」ことを普段から注意して逃げ癖を改善するようにしましょう。
悩む、考えることは行動してから考えればいいのです。どんなに悩んだり考えたりしても行動に移さない限り、結果が生まれません。なので、後ろから肩を「ポン」と押される感じをイメージし、無心な状態で飛び込むようにしましょう。
目標に期限をつける
人は期限が決まっているものは必死になって行動することがあります。
もし「3年で自分でお金を稼ぐスキルを身に着けたい」と目標があるのならまずは行動しようと意識が変わると思います。
つまり、目標が明確なものほどで期限が決まっているものほどやる気が向上したりします。
例えば、皆さんも学生時代は夏休みの宿題に悩まされたことがあるかと思います。きちんと夏休み中にコツコツとしている計画性のある人ならそんな心配はないかと思いますが、夏休み中は宿題をほったらかしにしてしまうタイプの方は、おそらく夏休み後半になってから必死になって宿題に取り組むでしょう。
そういう方は頭の中に「学校が始まる前には何としても終わらせなきゃ」と期限内に終わらせることに必死になると思います。
人は楽な方向に動いてしまうものです。
しかし、やらなければならないことが明確に決まっていたら、逃げようにも逃げられないと思います。
このように自分で期限を決め、その期限内に終わらせることを考えたら逃げ癖もなくなるでしょう。
目標設定を細かくする
もし、自分なりにやりたいこと、目標が決まっているのなら、より細かく目標設定すると良いでしょう。
細かくする目標は、自分が先延ばししそうなものほど良いでしょう。
例えば、「今日一日で全部終わらせる」と考えるのではなく、「今日はここまでできれば十分」「まだ途中だけれどもOK」
というように、一つの作業をより細かくしてみるのです。そうすると、モチベーションが下がることなく、諦めることもなくなるでしょう。
さらに、目標を細かくすることで小さな達成感が生まれます。この小さな達成感を繰り返すといつの間にか大きな成果が生まれるでしょう。
目標は大きなものよりも細かくしたほうが、着実に進んでいる感じが実感できるので、途中から辞めるにもやめられなくなるかと思います。
スイッチを入れ替える
スイッチを入れ替えるというのは、頭の中にあるスイッチです。
要するに、やる気スイッチですね。
やる気が起きない時は、無理にやる気を出そうとするのではなくダラダラしていてもいいです。
しかし、やる気を出す時間はきちんと決めるようにしましょう。
例えば、1時間はダラダラしていてもいいけど、時間が過ぎたらきちんと作業する
というように、期限、時間を決め、スイッチを入れ替えるのです。
どんな人でも楽しい時間を過ごしたいものですが、人生全体を考えるとそれではいけませんよね。
辛いと感じてしまうものほど最初の一歩を踏み込むのに抵抗感がありますが、
「とりあえずやってみるか」「やってみれば簡単なのかもしれない」
と考えれば、自然に積極的になります。
そうやって気軽にチャレンジする姿勢ができれば、可能性も増大してくるでしょう。
先延ばしするほどリスクが大きくなると考える
引き延ばしをするということは時間が奪われるだけでなく、やる気も低下し、憂鬱な気分になります。
つまり先延ばしは、可能性、成功も先延ばしにすることなのです。
その可能性をどんどん先延ばしにすると行動するのも臆病になってしまい、いつの間にか「逃げ癖」がついてしまいます。
1日の時間は24時間ときちんと決まっており、永遠に時間があるものではありません。
そのことを自覚している人ほど「まずは行動に移す」という姿勢ができています。
それは、「早く行動に移せばリスクが少なくて済む」ことが分かっているのだと思います。
先延ばしはリスクを増大させ、後々自分にリスクが降りかかってくると考えると行動するのにも躊躇しなくなるかと思います。
逃げると決めたら後から悩まない
逃げ癖で悩んでしまう方は、後から後悔する傾向があります。
しかし、どんなに後悔したり悩んだとしても時間は戻ったりはしません。
それなら「自分の決めたことなのだからしょうがない」と潔さがあるとずっと悩むこともなくなります。
逃げた事実を後悔しても何も解決せず、何も始まらないことを理解しておくと、後悔の念も生まれてこなくなるでしょう。
行動に移したことを習慣にする
一度、行動しようと決めたものは習慣化するようにしましょう。
行動を習慣づけると、作業するにあたっても苦痛に感じなくなります。
そうなると後から逃げるということもなくなり、着実にステップアップしていくと思います。
やはり、人が一番苦労するのは最初の一歩です。
最初の一歩を踏み出したら、後は流れに沿って行動できますので、「まず始めよう」という姿勢、勇気を持つようにし、
後は行動に移したら習慣にする癖を身に着けていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は嫌なことから逃げてしまう逃げ癖のある性格を改善する方法を紹介していきました。
逃げ癖がある人だけというわけではなく、私たちは嫌なこと、苦手なことは後回しにしてしまう傾向があります。
行動に起こそうと思ってもクヨクヨ考えてしまったり、物事のリスクを先に考えることがあります。
しかし、どんなことでも行動に移さない限り結果が生まれません。
悩んでいれば時間が解決することもなく、ただ時間が過ぎていくだけ、、、
それなら、行動してから考えようという潔さ、姿勢が大事なのかもしれませんね。
「辛いのは最初の一歩。後は楽になる」と考えれば、時間を無駄にすることなく、行動に移す前に考えたりすることもなくなるでしょう。